皆さんこんにちは。
大阪府堺市を拠点として、オフィスや店舗の内装工事を専門に手掛ける有限会社新原工務店です。
店舗什器の高さや陳列方法を考えるときに、「どの高さにすれば商品が手に取りやすく見やすいのか」「売場全体のバランスはどうすればいいのか」と悩むことはありませんか?こうした疑問を抱えている店舗担当者や設計者は多く、何を基準に設定すべきか迷うことも少なくありません。
実は、什器や展示台の高さ、棚間隔、ゴンドラ什器の寸法など、ポイントを押さえるだけで売場の見やすさや購買率を大きく改善できます。
そこで今回は、商品の視認性と手に取りやすさを両立させる什器高さの目安や、陳列計画のコツ、店舗設計に活かせる具体的な寸法について分かりやすくご紹介していきます。店舗の什器や陳列の改善を考えている方、売場のデザインと効率を両立させたい方はぜひ参考にしてみてください。
■什器高さの基準

什器の高さは、売場全体の視認性や購買行動に大きく影響します。特に店舗設計では、顧客の身長や通路幅、陳列する製品の種類によって最適な寸法が変わるため、一般的なmm・cmの基準値を押さえておくことが重要です。ここでは、売場づくりに必要な考え方を整理し、高さ設定のポイントをわかりやすくまとめます。
・人が見やすい高さ
商品を見つけやすい高さは、顧客の目線が自然と向かう位置が基準になります。一般的に、床から約120〜140cm付近が「ゴールデンゾーン」と呼ばれ、視認性が高く、購買につながりやすいとされます。スーパーマーケットや物販店舗でも広く用いられる考え方で、陳列棚の中央付近がこの位置に当たります。例えば小物の展示では、この範囲に主力商品を置くことで効果的にアピールできます。店舗ごとに顧客の年齢層が異なる場合は、平均身長の変動を踏まえて微調整することもあります。
・手に取りやすい高さ
手を伸ばした時に負担が少ない位置は、床からおおよそ80〜100cm程度とされています。この高さは、顧客が自然な姿勢で商品を取りやすく、結果として購買率のアップにもつながります。カウンター横の展示、陳列棚の中段、木製什器での販売スペースなどによく採用される寸法です。また、この範囲は在庫補充や清掃など、スタッフの作業効率も良く、店舗運営の負担を軽減できるメリットがあります。
・什器サイズ表記の確認
什器を注文・製作する際は、サイズ表記の見落としに注意が必要です。特にmm表記かcm表記かによって誤差が生じるケースがあり、設置場所とのズレが発生すると売場のデザインや動線に影響します。壁面什器やゴンドラ什器は奥行きや幅とのバランスが重要なため、寸法は正確に確認することが大切です。既製品を選ぶ場合も、メーカーによって表記ルールが異なるため、店舗設計図との整合性を必ずチェックすることが求められます。
■商品棚の高さ計画

商品棚の高さは、店舗の販売方針や通路幅、陳列する製品のサイズによって最適な設定が変わります。特に陳列棚は高さ・棚間隔・奥行きのバランスが売場づくりに直結するため、寸法を適切に整えることが重要です。ここでは店舗で一般的に使われる高さの目安と、設計で意識すべきポイントを整理します。
・商品棚の高さの目安
商品棚の全体の高さは、一般的に120〜150cm程度に収めるケースが多く、顧客の視認性と売場の広がりを両立しやすい寸法です。スーパーマーケットのような大型店舗では棚を高くすると在庫量は増えますが、上段の商品が見えにくくなるデメリットがあります。物販店や雑貨店では、圧迫感を避けるために130cm前後に設定するなど、店舗のタイプに応じた調整が必要です。
・棚間隔と調整方法
棚と棚の間隔は、展示する製品の高さ+5〜10cmほど余裕を持たせると、商品が見やすく取りやすい展示になります。小型雑貨なら20〜25cm、ボトル類なら30〜35cmといったように、種類によって適切な間隔は変わります。棚間隔が狭いと視認性が下がり、広すぎるとスペースが無駄になるため、mm単位で微調整できるタイプの什器を選ぶと効果的です。陳列計画に合わせて棚の位置を変えられると、季節商品や在庫量の変動にも柔軟に対応できます。
■展示台の高さ選び

展示台は、商品をどの位置で見せるかによって印象が大きく変わります。高さが合わないと、せっかくの製品が目に入りにくくなり、購買につながる効果も弱くなります。展示台は種類や素材、設置場所により適した寸法が異なるため、店舗のディスプレイ計画に合わせて調整することが大切です。
・展示台の高さの目安
展示台で一般的に使われる高さは80〜100cm程度で、顧客が自然に視線を向けやすい位置をつくれます。特に雑貨・アクセサリー・食品サンプルなど、小型の商品を展示する場合に適しています。展示台が低すぎると視認性が下がり、高すぎると手に取りにくくなるため、売場の通路幅や全体のデザインと合わせて慎重に設定する必要があります。木製や印刷仕上げの展示台は、サイズ展開が豊富で調整しやすい点がメリットです。
・商品別の見やすい配置
商品によって最適な配置位置は異なります。例えば視覚で選ばれやすい製品は目線より少し下の高さに置くと視認性が向上します。一方、重量のある商品は腰の高さ付近に置くと、顧客が取りやすく安全に扱えます。展示する商品のサイズや重量、色、素材によって配置の位置を決めることで、展示効果を高めながら安全性も保つことができます。
■ゴンドラ什器の寸法

ゴンドラ什器は、売場づくりに欠かせない中心的な陳列棚で、店舗の動線や視認性に大きく影響します。高さや奥行き、棚枚数によって見え方が変わるため、寸法を適切に設定することが重要です。特にスーパーマーケットや物販店では、商品サイズの変動に対応しやすい什器を選ぶことで、売場全体の効率が高まります。
・ゴンドラ什器の基本寸法
一般的なゴンドラ什器の高さは120〜150cmが多く、視認性と在庫量のバランスが取りやすい寸法です。高くすると棚数が増えますが、上段の商品が見えにくくなるデメリットもあります。奥行きは30〜45cm程度が多く、商品が落ちにくく安定して陳列できます。売場の通路幅や壁面什器との位置関係を踏まえて調整することが大切です。
・売場に合わせた高さ調整
売場のタイプによって最適な高さは変わります。例えば、小型店舗では圧迫感を抑えるため130cm前後が使われるケースが多く、広い売場では150cm以上にして在庫を多く持たせる方法もあります。顧客の身長や動線を考慮し、視線が自然に商品へ流れる高さを選ぶことが、売上アップにもつながります。
・高さ設定のチェックポイント
ゴンドラ什器の高さを決める際は、棚間隔、展示する製品のサイズ、補充作業のしやすさを同時に確認する必要があります。mm単位で調整できるタイプであれば、季節商品の展示や在庫量の変動にも柔軟に対応できます。また、木製タイプやスチールタイプなど素材によって耐荷重が異なるため、展示する商品の重量に合わせた選定が重要です。
■まとめ

店舗什器の高さは、単に見た目を整えるだけでなく、顧客の視認性や購買行動、売場の動線、スタッフの作業効率にも影響する重要な要素です。展示台・商品棚・ゴンドラ什器など、種類によって最適な寸法は異なりますが、共通して求められるのは「誰がどの商品を見るのか」を基準に高さを設定することです。特にゴールデンゾーンと呼ばれる120〜140cmの範囲は、多くの店舗で視認性を高めるための基本的な考え方として活用されています。
また、mm単位で調整できる什器や棚間隔を可変にできるタイプを採用すると、季節商品や在庫変動にも柔軟に対応でき、売場づくりの自由度が高まります。什器のサイズ表記や素材による違いを理解し、展示する製品の重量や種類に合わせた選定を行うことで、安全性とデザイン性を両立した売場を実現できます。
店舗ごとに顧客層や売場レイアウトは異なるため、実際の導線や視線の流れを踏まえながら、最適な高さを計画することが、売上向上にもつながる確かなポイントです。
■店舗内装工事のご相談は新原工務店へお任せください!

有限会社新原工務店は、堺市を拠点に関西全域で店舗やオフィスの内装工事・什器設置を手掛けています。什器の高さ設定や陳列計画は、売場の視認性や購買率に直結する重要なポイントです。当社では、店舗の動線・商品の種類・顧客層に合わせて最適な什器寸法をご提案し、売場づくりを効果的にサポートいたします。
「どの高さが一番手に取りやすいのか知りたい」「展示台やゴンドラ什器をどれくらいの寸法にすべきか迷っている」「店舗レイアウトと合わせて什器も見直したい」といったご相談にも、現地確認から設計・施工まで一貫して対応可能です。既存什器の調整やレイアウト変更にも柔軟に対応し、限られたスペースでも魅力的な売場を実現します。
また、設計事務所・デザイン会社からのご相談も歓迎しております。設計意図を尊重しつつ、施工性・安全性を踏まえた最適な什器配置をご提案いたします。
新規開業、改装、レイアウト見直しなど、どの段階からでもお気軽にお問い合わせください。新原工務店が、理想の店舗空間づくりを確かな技術でお手伝いします。
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